地域と患者さんと職員の幸せを支えられる医療機関を目指して。
主な診療内容
■ 脳神経外科について
脳神経外科では主に脳と脊髄の疾患の診断・治療を行っています。疾患では、脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血、頭蓋内腫瘍、頚椎の変性疾患(変形性頚椎症、頚椎椎間板ヘルニア等)が主な疾患です。症状的には、「頭が痛む」、「手足がしびれる」、「手足に力が入りにくい」、「細かい動きができない」、「言葉が出にくい」、「しゃべりにくい」、「めまいがする」、「ボーっとしている」など意識の障害があるといったことで患者さんが受診されます。また最近は、「物忘れがある」、「怒りっぽくなっている」など認知障害を訴えて患者さんご本人はもちろん、ご家族の方が心配されて受診されることが増えています。
■ 認知症とは
認知症はご本人に自覚がない場合が多く、周囲の方に苦痛を与えてしまう疾患です。住民の方々の高齢化により今後、更にお困りの方が増えてくると思われます。記憶の障害や興奮しやすい症状の他に、「何もする気がしい」、「なんとなく不安」、幻覚や妄想がある、周囲の方とうまく付き合えなくなってきた等の症状がある場合、当科を受診することをお勧めしています。
当科では常勤専門医の他に、福井大学非常勤医が外来診療を担当しています。 脳神経外科は多少、近づきにくい印象を持たれる診療科かもわかりませんが、上記の症状についてお悩みの方は気軽に受診していただければと考えています。
■ 物忘れ外来
平成28年12月より物忘れ外来を開設いたしました。
受診をお勧めする方
- ご自分の「物忘れ」に悩んでおられる方
- ご家族が認知障害(物忘れだけでなく、急に興奮したり、逆にやる気が失せてしまったり、注意力、理解力が減退する状態)でないかとご心配されている方
また、認知症と診断されていても、日常生活で支障をきたし、ご家族がお困りの方はより良い対応をともに考える場とします。
受診方法
完全予約制
月曜日 13:00~16:30(臼井医師)※2・4週のみ
水曜日 13:00~16:30(土田医師)
- 受診を希望される方は春江病院受付にご連絡ください。
- なお、他の医療機関を受診されている方は紹介状か、お薬手帳を持参してください。
- また、大変参考となりますので、いつもの様子をご存じの方と受診されることをお勧めします。
■ 日本脳神経外科学会への参加へついて
当科は、日本脳神経外科学会 Japan Neurosurgical Database(JND)の手術・治療情報データベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供する事を目指すプロジェクトです。
この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得る事が出来ます。
何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
また、患者さんやご家族の方が登録を拒否したい場合はお申し出下さるようお願い致します。
詳細はこちら(URL:http://jsn.umin.ac.jp/public/pdf/studyinfo-3.pdf)
医師紹介
菊田 健一郎[非常勤]
所属: | 福井大学医学部 脳脊髄神経外科 教授 |
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専門: | 脳血管障害 もやもや病 脳腫瘍(深部・頭蓋底) 脊椎脊髄疾患 |
芝池 由規[非常勤]
所属: | 福井大学医学部附属病院 脳神経外科 |
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山田 慎太朗[非常勤]
所属: | 福井大学医学部附属病院 脳神経外科 |
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大岩 美都妃[非常勤]
所属: | 福井大学医学部附属病院 脳神経外科 |
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休診・代診のご案内
医師名 | 休診日 | 休診理由 | 代診 |
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